皮脳同根

優しく撫でられると美肌になる訳

皮脳同根という言葉があります


「皮脳同根」とは「皮膚と脳は同じ根からつくられた」と云う
意味の言葉です。

私達人間は、お腹の中にいる時、細胞分裂の過程で同じ外胚葉から

皮膚と脳神経がつくられます。

受精卵が分裂を始めた初期（桑実期）

「内胚葉」「中胚葉」「外胚葉」と呼ばれる３層に分裂します。

「内胚葉」・・・・主に消化管や内臓になっていく

「中胚葉」・・・・主に筋肉・血液・骨になっていく

「外胚葉」・・・・主に皮膚（表皮）・脳神経組織になっていく

このように私達は人間として形が出来上がる段階で、皮膚と脳は根っ子が
一緒なのです。

そこで皮膚から受けた刺激は脳にダイレクトに伝わるし
ストレスを受けた場合、肌に影響がすぐに出るといわれています

フェイシャルマッサージやボディのオイルマッサージでは
タオルや服の上からではなく直接手のひらが肌に触れて
擦ったり、圧を加えたりするわけですから
そこで得た気持ちよいという感覚はダイレクトに脳に伝わり、幸せホルモンが出て
お肌の再生に活躍するということです

さらに、ストレスを感じている方や緊張状態が続いている方には、アロマやリンパマッサージで自律神経のバランスが整い(交換神経、副交換神経バランス)、ホルモンバランス、免疫力アップと心身の健康に繋がります

このような理屈抜きでもオイルマッサージを受けた方は体感、実感されていることと思いますが
理論の裏づけがなされているということで、よりその効果を確信できると思います

オイルマッサージが苦手という方は術後の油分が気になるとか
ダイレクトに脳に伝わる感覚に敏感な方なのでしょうか

術後の油分はその後拭き取るか洗い流すかして（必要成分は経皮吸収されていますのでご安心を）
感覚が敏感な方は理論を理解されることでむしろ良い感覚に転換できるでしょう